当サイトでは以前、「確認検査まで行うHIV検査キット」という記事を載せました。

今回はそれに続く続編、第二弾です。

あなたがHIV検査キットをご利用するときの参考にして下さい。

 

◇「確認検査」まで行うHIV検査キットを奨めるサイトが出てきた

予想はしていましたが、最近になって、

『HIV検査キットを選ぶときは、確認検査まで行う検査キットを選びましょう!』

という趣旨のことを書いているサイトが登場してきました。

私が知る限り、2016年末の時点で確認検査まで行うHIV検査キットはただ1社、GME医学検査研究所(以下GMEと表記)のみです。

■HIV抗体検査
GME医学検査研究所 ¥4,730(税込)


前の記事でも書きましたが、私はこの確認検査には問題アリだと思っています。

なぜならGMEの言う「確認検査」と、保健所や病院で行う「確認検査」はまるで意味合いが異なるからです。

同じ「確認検査」という表現を使うので検査の位置づけ、意味合いが同じだと混乱する人がいるかも知れませんが、全く違います。

●GMEのHIV検査キットでの確認検査

あくまでも検査の位置づけとしてはスクリーニング検査である。HIV感染の確定判定は出来ない。

 

●保健所、病院の確認検査

HIV感染の確定判定を行う。

このような決定的な違いがあります。

つまり、あなたがHIVに感染していることを確定できるのは保健所や病院の確認検査であり、HIV検査キットでは不可です。

ここで念のためにスクリーニング検査と確認検査を簡単に説明しておきます。

 

●スクリーニング検査

①HIVに感染している可能性があるかどうか、振るい分けを行う検査である。

②検査方法としてはHIV抗体検査、あるいはHIV抗原抗体検査が使われる。HIV検査キットでは抗体検査であり、保健所や病院ではHIV抗原抗体検査が多い。(第四世代のHIV検査)

③非常に感度が高い検査であり、HIV感染が疑われる検体を見逃さず陽性判定する。

④そのため、本当はHIVに感染していないのに陽性判定が出るケースがある。これを偽陽性と呼ぶ。

⑤スクリーニング検査の結果が陰性ならHIVに感染していないことが確定する。

⑥結果が陽性の場合は偽陽性の可能性があるので、更に確認検査を行う。

 

●確認検査

①スクリーニング検査で陽性となった場合に偽陽性か、本当の陽性かを判定する検査。この検査でHIVの感染有無が確定する。

②検査方法としてはウェスタンブロット(以下WBと表記)法、核酸増幅法(PCR法)が使われる。

 

スクリーニング検査と確認検査の違い、お分かり頂けたでしょうか?

郵送式のHIV検査キットは全てスクリーニング検査です。この検査でHIV陽性を確定することは出来ません。

 

◇GMEの「確認検査」とは?

しかし、GMEの検査キットでは「確認検査」と表記しています。

ここでGMEの公式サイトから、「確認検査」の意味合いを調べてみましょう。

公式サイトでは以下のように説明されています。

『GMEでは、陽性(感染している疑いがある判定)の場合には、慎重に再検査を行い、外部の検査所にWB法を依頼し、確実性の高い結果をお出しします。 ※GMEでのWB法の検査で陽性と判定が出た場合でも、医療機関にて再度確認検査を行う必要があります。

『当社では、HIV抗体スクリーニング検査で陽性の際はHIV確認検査(WB法:ウエスタンブロット法)を行い、HIV感染の有無を判定しております。』

以上GME医学検査研究所公式サイトより。

この説明を読むと、保健所や病院の確認検査と同等のような気がしますね。

唯一、上の説明の赤字の部分で誤解を防いでいるように思えます。

そして、GMEの検査キットの利用規約には次にように明記されています。

『郵送検査サービスは、スクリーニングを目的としております。郵送検査サービスの結果に対するコメントは確定診断ではありません。』

こう書かれているのです。

ならば、利用者に誤解を与えかねない「確認検査」という表記はどうかなって思います。

「再検査」とか「追加検査」とか、そんな表記なら誤解もされずみ済みそうな気がしますけど。

 

◇確認検査はWB法とPCR法の両方で!

先ほどもご紹介しましたが、GMEの確認検査はWB法です。保健所や病院でも確認検査にWB法を使うのですが、同時にPCR法による検査を行う場合もあります。

スクリーニング検査陽性、WB法陰性だったとき、それでもなおHIV感染が疑われる場合にPCR法で検査を行います。

あるいは、最初からWB法、PCR法の両方を同時検査する場合もあります。

つまり確認検査においてはWB法だけで判定出来ないケースもあるということです。その為にPCR法が併用されるのです。

詳しくは以下のサイトを参照ください。

■HIVマップ 検査基礎知識

■エイズ治療・研究開発センター HIV感染症の診断

このサイト以外にも、「HIV検査 確認検査」で検索すると多数の医療サイトが出てきます。

WB法だけでは判定出来ない、PCR法も併用しないと難しいケースがあるのだと分かります。

こうした記事からもGMEの確認検査がWB法のみであり保健所や病院の確認検査とは違うと分かります。

 

◇GME検査キットで一番気になる点

私がGMEのHIV検査キットで気になるのは、

HIV抗体検査陽性⇒確認検査(WB法)陰性

だったとき、どんな形で検査結果を知らせてもらえるのか、という点です。

この点について、私が見る限りではGMEの公式サイトに明記されていません。

説明文の文面からは、恐らく、

「陰性」

と判定されて通知されるような気がします。

でも、それって・・・

怖くないですか?

保健所や病院では、

HIV抗体検査陽性⇒WB法陰性⇒PCR法陽性

といったケースもあり、最終的にHIV陽性が確定することもあるのです。

上のようなケースが発生する一例として、ウインドウピリオド中をあげた記事を読んだことがあります。

私なら、スクリーニング検査陽性の時点ですぐに医療機関にて確認検査を受けます。

仮に、

HIV抗体検査陽性⇒確認検査(WB法)陰性

であっても、単に「陰性」と判定するのではなく、スクリーニング検査は陽性だったと教えて欲しいと思います。

なぜなら、このケースでも私は病院で再検査を受けたいと思うからです。

追加料金不要でWB法までやってくれるのはありがたいサービスですが、スクリーニング検査陽性の事実は教えて欲しいと思います。

あなたはどう思いますか?

 

今回は、HIV検査キットを選ぶとき、「確認検査」まで行う検査キットをどう考えるか、再度取り上げてみました。

くれぐれも保健所や病院の確認検査と同等ではないことにご注意下さい。

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