郵送式のHIV検査キットの、陽性数と陽性率を記事にしてみました。

ただし、HIV検査キットはスクリーニング検査しか出来ません。

ここでの陽性はまだ確定したものではなく、確認検査前です。

その点、予めご了承下さい。

 

◇郵送式HIV検査キットの利用数、陽性数、陽性率

では、2001年から2016年までの、郵送式HIV検査キットの利用数、陽性数、陽性率です。

まずは表にしてみました。

利用数 陽性数 陽性率
01年 3,600 22 0.61%
02年 5,400 36 0.67%
03年 7,847 41 0.52%
04年 13,440 73 0.54%
05年 26,165 151 0.58%
06年 39,868 221 0.55%
07年 44,384 220 0.50%
08年 50,672 234 0.46%
09年 54,384 192 0.35%
10年 60,609 223 0.37%
11年 65,640 209 0.32%
12年 65,228 223 0.34%
13年 73,868 192 0.26%
14年 77,588 113 0.15%
15年 85,629 99 0.12%
16年 90,807 149 0.16%

(出典)厚生労働科学研究費補助金エイズ対策政策研究事業「男性同性間のHIV 感染予防対策とその介入効果の評価に関する研究」(研究代表者:市川誠一)平成27年度研究報告書+平成28年は読売新聞デジタル版

と、まぁ表にしてみたのですが分かりにくいですね。

もっと視覚的に分かるよう、グラフにしてみました。

まずは郵送式のHIV検査キットの利用数と、検査結果が陽性だった件数のグラフです。

ただし、ここでの陽性はスクリーニング検査の陽性であり確定はしていません。

検査キット利用数と陽性率H28年
図1.利用数と陽性数

図1をご覧頂いてお分かりのように、

●郵送式HIV検査キットの利用数は年々増え続けている。平成28年には9万個を超えている。

●HIV陽性件数は平成20年の234件をピークに減少、特に26年、27年はそれぞれ113件、99件と20年の半分以下にまで減っている。

●ただし平成28年には149件と再び増加している。

ということが分かります。

HIV検査キットの利用数は増加しているのに、HIV陽性件数は減少しているのです。

つまり、これはHIV感染者が減少しているということでしょうか。

ついでにHIV陽性率もグラフにしてみました。それが図2です。

陽性件数と陽性率
図2.陽性件数と陽性率

このように、HIV検査キットの利用数は増加の一途をたどっているのに、陽性数、陽性率は低下しています。

特に平成26年、27年の低下ぶりが目立ちます。

これはいったいなぜでしょうか?

 

◇潜在的HIV感染者は減っている?

実は私が調べた色んなデータでも、新規HIV感染者は横ばいか、あるいは減少傾向にあります。

まず、エイズ動向委員会の公開データでは以下のグラフの通りです。

HIV・エイズ動向
図3.HIV感染者とエイズ患者

図3の通り、新規HIV感染者は2008年(平成20年)をピークにその後はほぼ横ばい状態です。

それは新規エイズ患者にも同じことが言えます。

むろん、図3の新規HIV感染者というのはHIV検査を受けて見つかった人たちです。

実際には自分がHIVに感染しているとは思わず、HIV検査を受けない感染者もいます。

そうした潜在的HIV感染者がどのくらい存在するのか、それは分かりません。

しかし、1つ参考になるデータがあります。

それは献血で見つかるHIV陽性件数です。

なにせ献血は年間約500万件ほどあり、全数を抗体検査、NAT検査しています。

ここである程度潜在的なHIV感染者の動向が分かるはずです。

図4をご覧ください。

献血HIV陽性
図4.献血件数とHIV陽性件数

献血で見つかったHIV陽性も2008年の107件をピークにどんどん減少し、2016年は48件にまで減っています。

こうしたデータから、潜在的なHIV感染者が減っている、あるいは横ばい状態と言えないでしょうか。

エイズ動向委員会のコメントでは、

「HIV感染者が増加しているというデータは確認されていない。」

という表現をされています。

郵送式のHIV検査キット利用数は増加しているけど、実際にHIVに感染している人は増えてはいない、それが今の実情なのではないでしょうか。

ただし、仮にそうであったとしても、だからと言ってあなたご自身がHIVに感染するリスクは何も変わりません。

全体の動向とあなた個人のリスクは直接リンクしている訳ではないので、どうぞHIV感染の予防にはご注意下さい。

そしてHIV感染の不安があれが早期のHIV検査を受けて下さい。

早期HIV検査の必要性、それは何も変わっていません。

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