唾液によるHIV検査の信頼性について、新しい情報を入手したのであなたにもシェアしたいと思います。

あなたがHIV検査を受けるときの参考にして頂けると嬉しいです。

◇OraQuickに関する調査

今回私が入手した資料はこちらです。

『MSMを対象としたHIV/STIs即日検査相談の実施及び、唾液検査によるHIV検査相談機会拡大の可能性に関する研究』

研究分担者 井戸田一朗(しらかば診療所)

研究協力者 星野慎二(特定非営利活動法人 SHIP)

・・・・・ 上田敦久(横浜市立大学付属病院 感染症内科)

・・・・・ 相楽裕子(東京都保健医療公社豊島病院 感染症内科)

・・・・・ 吉村幸浩(横浜市立市民病院 感染症内科)

・・・・・ 沢田貴志(港町診療所)

大変長い名前のついた研究テーマですが、実はこれは厚生労働科学研究費補助金エイズ対策研究事業「HIV検査相談の充実と利用機会の促進に関する研究」班としての活動です。(この名前も長いですね)

他にも色んなテーマに取り組み班があって、その中の1つです。

詳細はこちらをご覧ください。

『研究班のご紹介』(HIV検査相談マップ)

今回、この調査報告書を科学技術振興機構の複写サービスに申し込んで手に入れました。ちなみに有料です。

テーマのタイトルからお分かりのように、MSMを対象とした調査と、唾液検査を対象としたテーマの2つが報告されています。今回、この記事では唾液検査に関する報告のみを取り上げて記事にしてみたいと思います。

ここでいう唾液検査とは、当サイトでもすでにご紹介済みのOraQuickです。

この記事で紹介済みです。⇒『HIV自己検査キットを検証する!』

この調査報告書には、次のことが報告されています。

●唾液検査と血液検査の精度比較
唾液検査はOraQuickを使い、血液検査にはダイナスクリーンHIV-1・2を使用。

●唾液検査を受けた人について感想をアンケート調査
今回、この研究テーマに検査協力してくれた人は全部で104人でした。テーマの趣旨により、MSM限定で検査が行われています。調査期間は2014年4月から2015年2月となっています。

この104人の中で、唾液検査にも協力してくれる人を募って調査を行っています。実は報告書の中に、何人が唾液検査に協力したのか書かれていません。これ、ポカミスだと思うんですけどね。

しかし、唾液検査を受けた人のアンケート結果が載っていて、その数字から逆算すると99人が唾液検査を受けたことが分かりました。(もしかしたら、アンケート回答者が99人で検査を受けた人はもっと多いかも知れません)

 

◇唾液検査の調査結果

では、99人が受けた唾液検査、OraQuickの評価はどんなものだったのでしょうか。今回、血液検査を受けた104人中、2人がHIV陽性だったそうです。そしてその2人ともOraQuickでも同じ検査結果が出たそうです。

この2人は後で確認検査を行い、HIV陽性が確定したそうです。まぁ、この結果だけを見ると血液検査も唾液検査も同じ精度と言えます。しかし、いかんせん陽性サンプルが2件では安心出来ません。

当サイトで何度も記事にしてきたようにOraQuickには偽陰性が発生する可能性があり、信頼性の点で血液検査と同等とは思えません。

次に、OraQuickでHIV検査を受けた99人のアンケート結果です。

●唾液による検査は採血がないのでよい。 60.6%

●血液検査の方が安心出来る 34.3%

●唾液の検査が本当に信頼できるか心配 32.3%

更に、保健所などのHIV即日検査が唾液でも可能になったら、血液検査と唾液検査のどちらを希望するか、と言う問いには、

●唾液検査を希望 54.5%

●血液検査を希望 39.4%

●両方を希望 4.0%

だったそうです。

 

まぁ、このアンケート結果は納得出来ます。要するにこう言うことです。

●本当に唾液検査が信頼できるなら、採血不要の唾液検査がいい。

●しかし現状では唾液検査が血液検査と同じ信頼性とは思えず不安である。

この2点なんだと思います。それって当然そう思いますよね。

ただ、この報告書の最後にはこう書かれています。

『唾液検査の精度の周知が広まれば唾液検査の希望が増えることが示唆出来た』

これって、どういう意味でしょうか。唾液検査は本当は信頼性が高いのに、周知が足りないと言うことでしょうか。私がこれまで調べてきた情報とは一致しない見解です。

何より本当に唾液検査の信頼性が担保出来るものであれば、とっくに保健所や病院で広まってるでしょう。血液を検体とするHIV検査キットも全部唾液検査に変わっているはずです。

現実がそうなっていないのは、やはり唾液検査の信頼性が血液検査よりも劣るからだと思うのですが。私的には最後の見解は納得いきませんでした。

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