HIV検査キットで「陽性」判定が出たとき、それは「偽陽性」であるかも知れません。

「偽陽性」とは文字通り「陽性」の偽物です。本当はHIVに感染していないのにもかかわらず、「陽性」と判定が出ることです。

「なんだそれ~!HIV検査キットの信頼性はダメじゃんか!」

なんて怒らないでください。「偽陽性」はHIV検査キット特有の現象ではありません。

あなたが保健所や病院でHIV検査をうけても同じように「偽陽性」は発生する可能性があるのです。

スクリーニング検査と「偽陽性」

なぜ「偽陽性」なるややこしいものが発生するのか?

そして「偽陽性」が出たらどうするのか?

そもそも本当の「陽性」と「偽陽性」はどうやって見分けるのか?

こうした疑問が次々と湧いてきます。当然ですね。

こうした疑問に対する説明をするには、そもそもHIV抗体検査がどんなシステムで行われているかを知る必要があります。

これは検査キットだろうが保健所だろうが病院だろうがみな共通です。

まずは下の図を見てください。HIV検査のシステムを一目で分かるようにまとめたものです。

HIV抗体検査の流れ

図を見てお分かりの通り、HIV抗体検査はスクリーニング検査と確認検査の2段階から成っています。

あなたが利用するHIV検査キットはスクリーニング検査に当たります。

そしてスクリーニング検査において「偽陽性」の発生は最初から折込済みなのです。発生することを承知で検査を行っています。

スクリーニング検査と確認検査

では図をご覧頂きながら説明をお読みください。

まずHIV抗体検査におけるスクリーニング検査ですが、これはHIVに感染している可能性がある人と、可能性がない人の2種類に振い分けをする検査です。(スクリーニング検査とは振い分けをする検査)

もう一度繰り返します。HIV検査のスクリーニング検査で確定するのは、

●陰性判定⇒HIVに感染した可能性がない人

●陽性・保留判定⇒HIVに感染した可能性がある人

この2つです。

スクリーニング検査は非常に感度の高い検査で、ちょっとでもHIV感染の可能性があれば「陽性」、または「保留」にします。そのため「偽陽性」が発生するのです。

その代わり感度の高いスクリーニング検査であなたが「陰性」となれば、その段階であなたはHIVに感染していないことが確定します。

逆に「陽性」判定となればHIVに感染している可能性があることになります。

あくまでも可能性があるだけで、この段階ではHIVに感染しているかどうかはまだ分かりません。それを確定させるのが確認検査です。

確認検査においては「陰性」なら感染していない、「陽性」なら感染している、それが確定します。

この確認検査で「陰性」になった人は、結局スクリーニング検査での「陽性」判定は偽物だったことになる訳で、ここで「偽陽性」が判明します。

スクリーニング検査で「陽性」になった場合は確認検査を受けて判定が出るまでは「偽陽性」なのか本当の「陽性」なのか分かりません。

先程の図をもう一度ご覧ください。

なぜこんなややこしいスクリーニング検査、確認検査の2段階のシステムにしているのでしょう。

最初から確認検査をすればややこしい「偽陽性」が出ることもなくスッキリするのに。あなたはそう思うかも知れませんね。

その理由を私が調べたところ、確認検査はコストが高くつくし、それなりの検査設備のある医療機関でないと出来ないことが分かりました。検査時間もかかります。

つまり、全国の保健所で行っている無料の即日検査を確認検査やろうとするとかなり無理があるのです。

しかも、現実問題としてHIV検査を受ける人のほとんどはHIVに感染していない「陰性」判定が出る人たちです。

ですから最初のスクリーニング検査でまずは大多数のHIVに感染していない人を確定させてしまい、わずかな「陽性」判定の人だけに確認検査を受けてもらうのは理にかなったやり方です。

偽陽性の発生確率は?

では最後にHIV抗体検査における「偽陽性」の発生確率をご紹介しましょう。

これを知っておけば、あなたがHIV検査キットで万一「陽性」判定を受けたとき、パニックにならずに済むと思います。

スクリーニング検査における「偽陽性」の発生確率を計算する上で使用する前提条件は以下です。(HIV検査キットもスクリーニング検査に属します)

●保健所のHIV抗体検査でHIV感染者が見つかる確率=3/1000

●即日検査で「偽陽性」が発生する確率=1/100

●通常検査で「偽陽性」が発生する確率=3/1000

この前提条件は厚生労働省の関連サイト『HIV検査相談マップ』に載っている数値です。

この条件から計算すると次のようになります。

●即日検査で「陽性」判定を受けたとき、それが「偽陽性」である確率

本当の「陽性」は1000人中3人。「偽陽性」は1000人中10人。

よって、「偽陽性」の確率は、

10÷(3+10)=77%

●通常検査で「陽性」判定を受けたとき、それが「偽陽性」である確率

本当の「陽性」は1000人中3人。「偽陽性」は1000人中3人。

よって、「偽陽性」の確率は、

3÷(3+3)=50%

以上のようになります。

ここでもう一度まとめておきます。

●即日検査で「陽性」判定を受けたとき、それが「偽陽性」である確率⇒77%

●通常検査で「陽性」判定を受けたとき、それが「偽陽性」である確率⇒50%

このような確率で偽陽性が発生します。

これは保健所でのデータなので、そのままHIV検査キットに当てはめることは出来ないかも知れません。

しかし、HIV検査キットもスクリーニング検査の一種である以上、仮に「陽性」判定が出てもそれが「偽陽性」である可能性は十分あります。

あなたがHIV検査キットを利用して「陽性」判定になっても、決してそれでHIV感染と決まった訳ではないことを知っておいてください。絶望したり自暴自棄にならないでください。

あなたが次に確認検査で再び「陽性」判定を受けるまではHIVに感染しているかどうか、絶対に分からないのです。

むろん、「陽性」判定になった場合には検査キット会社からも同様の説明が必ずあります。

以上、HIV検査キットを使う上であなたが絶対に知っておくべきこと、「偽陽性」について説明しました。

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