HIV自己検査キットの信頼性について、再び知っておくべき注意点をあなたへお伝えします。

 

◇HIV自己検査キットとは?

当サイトではこれまでにも度々自己検査キットのリスクをお伝えしてきました。

今回はこれまで記事にしていなかった注意点を追加でお伝えしたいと思います。

でもまだ過去記事をお読みになっていないあなたのために、自己検査キットの説明からしておきますね。

一般にネットから購入できるHIV検査キットには大きく分けて2種類あります。

郵送式の検査キットと自己検査キットの2種類です。それぞれどう違うのか説明します。

●郵送式検査キット
ユーザーが自分で採血し、それを検体として検査キット販売会社へ郵送する。

その検査は登録衛生検査所で専門家が行う。すなわち検査判定は専門家が行う。製造販売しているのは国内メーカーです。

 

●自己検査キット
ユーザーが自分で採血し、そのまま検査判定まで行う。すなわち検査判定は素人のユーザーが自分で行う。

ほぼ100%、海外からの輸入品です。ネットで見つかる会社は、形としてはあなたが個人輸入するのを代行することになります。

お分かりですか?採血するところまでは同じなのですが、検査判定を誰が、どこで行うか、それが決定的に異なるのです。

HIV検査キットの採血は別に注射器を使う訳ではなく、ランセットというツールを使います。これには専門的な知識や技能は必要としません。

しかし、その後の検査については大きく事情が異なります。郵送式の検査は登録衛生検査所という、専門機関でなおかつ専門家が行います。

それによって保健所や病院のHIV検査と同等の検査精度、信頼性を保証しているのです。

しかし、自己検査キットはそうではありません。自宅でユーザー自身が検査判定まで行うため、専門知識や技術がなくても可能な簡易型の検査です。

従って検査精度や信頼性も保健所、病院と同じではありません。

この問題点は厚生労働省の関連サイトでも数年前からずっと警告が出されています。

『HIV検査相談マップ Q&A』

◇自己検査キットの意外な問題点

今回あなたにお伝えする自己検査キットの問題点とは、意外にもランセットに関するものです。

実は、ある自己検査キットの販売サイトを見ると、実際の利用者からのレビューが沢山載っていました。

その中に、ものすごく多くのランセットの不具合が出てきます。

私が数えてみると、82件のレビューで実に18件ものランセット不具合が報告されています。

なんと22%です。5人に1人は不具合に合っている計算です。

こうなると、実際にはもっと多くの人がランセット不具合を体験してるのではないかと勘ぐりたくなります。

不具合の多くは針が出てこなかった、というものです。

またレビューの中には初めから針が出ていた、などという考えられないものまでありました。

このランセットとは、指の先にほんの小さな傷をつけ、そこから採血するためのツールです。

下の写真のようにして、指に押し付けて使います。「カチ」っと音がして細い針がほんの少し飛び出て、すぐに引っ込みます。

安全衛生上、針は1回しか出て来ない設計になっています。つまり完全なる使い捨て、再利用が出来ない構造になっているのです。

ランセットを押しつける

ところが、自己検査キットの利用者のレビューによると、ランセットを指に押し当てても針が出てこないそうです。

針が出なければ採血が出来ません。それで利用者はランセットを壊して中から針を取り出し、それで指に傷をつけたりしています。

あるいは、ランセットをあきらめて別の裁縫用の針などを持ってきて代用したと書かれています。

この不具合のどこが危険か、お分かりですか?

正規のランセット以外で採血を行った場合、もしも利用者がHIVに感染していたら針刺し事故による二次感染の恐れがあります。

HIVだけではありません。ウイルス性肝炎も同様です。採血に使った針がそのまま触れる状態にあることは危険です。

自己検査キットは品質、安全面で問題があると冒頭に書きましたが、こんなランセットというツールにもその指摘を裏付けるような事実があるんですね。

もしもあなたが自宅でHIV検査キットを使おうと考えるなら、どうぞ国産の検査キットにしてください。

HIV検査は決して大げさでなく命に係わる検査です。1000円や2000円をケチって命を落とすなんてあり得ない話です。

むろん、全ての自己検査キットに同じランセットの問題が存在するのかどうか、そこまでは分かりません。

しかし要注意項目であることは間違いなさそうです。

ただ、あれだけ多くのランセットの不具合レビューを、隠さずそのままネットで公開しているのは評価できると感心しました。

しかし、これだけ苦情が寄せられているんだから、さっさと改善すればいいのに、とも思います。

やはり海外からの輸入品であることが最大のネックなのでしょうね。

あなたはくれぐれもご用心下さい。

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