HIV検査キットの中で、陰性、陽性の判定まで自分で行うものを「自己検査キット」と言います。

この自己検査キットの信頼性について再度取り上げてみたいと思います。

当サイトではこれまで何度も自己検査キットについて記事にしてきました。その主旨は一貫して「安全性・信頼性に問題あり」というものでした。

その主旨の根拠は2つあって、1つは厚生労働省のエイズ関連サイトによる注意喚起記事であり、もう1つは自己検査キット販売サイトに記載された信頼性によるものです。

今回は再度自己検査キットの信頼性についてあなたに情報発信したいと思います。

◇ネット販売を伸ばす自己検査キット

間違いなく自己検査キットは最近ネットでの売り上げを伸ばしています。

あなたも試しに、「HIV検査キット」で検索してみてください。検索上位に「自己検査キット」がずらりと並びます。

中には1日当たりの訪問者数をカウンター表示しているサイトもあります。

1日に2万人近くがアクセスするサイトもあります。(カウンターを信用すればの話ですが)

私の記憶する限りではこれほどネットで自己検査キットが販売されるようになったのは昨年の夏以降です。

2012年7月、アメリカでFDA(米食品医薬品局)が自宅で判定まで行う自己検査キットの販売を認めました。

これを機に日本でも個人輸入代行業者がネット経由で大々的に宣伝を張るようになったのだと思います。

◇自己検査キットの信頼性

自己検査キットについてはこれまでにも散々記事にしてきたので重複は避けます。

ただ、今回1点だけ再度あなたに知って欲しいことを書きます。

それは検査キットで何より大事な「検査の信頼性」についてです。

それぞれの検査キット販売サイトで「検査の信頼性」について確認してください。

それをあなたが理解した上で購入するかどうか決めて下さい。

例えば現在非常に売れている唾液を検体とする自己検査キットでは、販売サイトにこう書かれています。

『「陰性」の結果がでても医師や専門機関 (保健所) での検証検査をお勧めします。』

つまり、あなたの検査結果が「陰性」であっても安心出来ない、ということです。

でも、それならいったい何のための検査キットでしょうか。

「陽性」判定なら偽陽性の可能性があるので再検査は分かります。

これは自己検査キットに限らず郵送検査キットでも同じだし、もっと言えば保健所でも病院でもHIV抗体検査なら同じです。

しかし、「陰性」判定は違います。保健所、病院、郵送検査キット、どれでも「陰性」判定ならHIVに感染していないことが分かります。

再検査は不要です。(ただしウインドーピリオドを過ぎていること)

この自己検査キットにおいては「陰性」であっても再検査が必要としているのです。

それは「検査の信頼性」が低いからに他なりません。

唾液を検体とする自己検査キットの信頼性については、

『12人に1人の確率で偽陰性が出る可能性がある。』

とする記事もあります。『自宅HIV検査キットの販売を承認、米国』

この記事の通りだとすれば、私なら絶対に使いません。怖すぎます。

また多くの自己検査キット販売サイトでは、「米FDAが承認」というフレーズを信頼性、安全性の決め手のように書いています。

しかし、そのFDAが「12人に1人の確率で偽陰性が出る可能性がある」と警告しているのです。それは先にご紹介した記事の通りです。

更に、

『もともと唾液でのHIV検査キットは医療用に使われていたものを家庭でも使えるようにしたもの』

とうたっている販売サイトも多数存在します。

しかしですねぇ・・・少なくとも日本で唾液によるHIV検査をやっている医療機関なんて聞いたことも見たこともありません。

確かに、アメリカでは公的な医療機関が唾液によるHIV検査を行っています。

血液検査と唾液検査がどのくらいの比率なのかは知りませんが、使っているのは事実です。

同時に、多くのニュースメディアが伝えているように、唾液によるHIV検査の信頼性は、

『HIV感染者で92%、非HIV感染者で99%の信頼性』

というのが実態なのです。

HIV感染者で92%の信頼性=12人に1人の割合で偽陰性がでる

こんな検査キットをわざわざ高いお金で個人輸入するメリットはどこにあるのでしょうか?

国産の郵送検査キットに比べてどんなメリットがあるのでしょうか?

ここが私には分かりません。しいてあげるなら、

●検査結果がすぐに分かる。(その場で自分で判定するから)

●完全な匿名性が確保される。(メーカーに郵送しないから)

この2点くらいでしょうか。

しかし・・・

検査結果はすぐに分かるけど判定を自分で行う分だけ使い方が難しいです。間違うと誤判定します。

それに海外からの輸入品なので注文してから届くまでの日数がかかります。

注文して検査結果が分かるまでの時間で言えば早いとは言えません。

また、匿名性についてですが、これもそんな大きなメリットではありません。

当サイトで郵送検査の匿名性を説明していますが、あなたの検査結果を知っているのは世界中であなただけです。

別に自分で検査判定をしなくても完全な匿名性は実現されています。

私は自己検査キットを絶対に買わないようにと記事にしている積りはありません。

ただあなたに自己検査キットの信頼性を十分知った上で買うか、買わないか決めて欲しいのです。

全てはあなたの自己責任ですから。

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『唾液によるHIV検査の信頼性』

『HIV検査キットの信頼性は大丈夫?』

 

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