ここ数日、ネットで記事が複数アップされたのですでにご存じのあなたもいることでしょう。

イギリスで新しいHIV自己検査キットが発売になりました。

その名もバイオシェア(BioSure)社の 「HIV Self Test」と言います。

そのうち日本でも個人輸入出来るようになるかも知れないのであなたにご紹介したいと思います。

でも、あまりお奨め出来ません。やっぱり自己検査キットは怖いです。郵送式の検査キットの方が安心だと思います。

◇バイオシェア(BioSure)社の 「HIV Self Test」とは?

この検査キットを開発・発売したのはイギリスのBioSUREという会社です。使い方、値段、信頼性を調べてみると次のようなことが分かりました。

●信頼性 

紹介記事の中では単に「信頼性99.7%」とだけ書かれています。

普通、HIV検査に限りませんがこうした検査の精度は感度と特異度の両面から議論されます。

・感度とは
HIVに感染している人を見落とさずに陽性判定する確率のこと

 

・特異度とは
HIVに感染していない人を間違いなく陰性判定する確率のこと

 

紹介記事に出てくる99.7%が感度、特異度の両方を意味しているなら、これはかなり高い検査精度であると言えます。

例えば保健所や病院でやってるスクリーニング検査の、ELISA法だと両方とも99.9%です。

ちなみに現在ネットで手に入る自己検査キットは信頼性99.7%までいってません。もっと低い信頼性です。

何しろ、「この検査は目安です。正式な検査は医療機関でお願いします。」と断り書きがあるほどです。(郵送式の検査キットは保健所並みです)

●価格

イギリス国内においては29.95ポンド(日本円=約5,400円)で販売されています。

この価格だと日本で個人輸入した場合、相当高い価格設定になるのではないでしょうか。

一方、現在ネット市場で出回っている個人輸入の自己検査キットはたいてい2,000円前後で安いものが多いのす。

これも自己検査キット普及の条件の1つになっています。

それに比べると今回のバイオシェアは非常に高いですね。検査精度が高いせいでしょうか。

●使い方

ネットに使い方の動画がアップされています。⇒『HIV Self Test』

私が見たところ、大体こんな感じです。

①ランセットで出血させる。

②スポイトで血液を吸い取る。

③検査ユニットにスポイトごと血液を差し込む。

④15分間待つ。

⑤目盛を読み取って検査結果を判断する。

こんな感じです。簡単と言えば簡単です。何しろ実際に自分で購入して使った訳ではないので、実際のところは分かりません。ただ、こんな心配をしました。

・検査精度の高さを維持する品質が、日本で再現できるのか?
輸送方法、保存期間や保存条件などで検査精度が影響されないか?

・採血した後の処理は?
郵送式の検査キットと違って、使用したランセットや採血した血液は家庭内に残ってしまう。これを家庭内で処理するのは危険ではないか。

・簡単とは言え、郵送式に比べると難しい。
郵送式検査キットならランセットで出血させた後、ろ紙に吸着させて郵送するだけです。やはりこの方が簡単だし安全ですね。

◇まとめ

さて、今回ご紹介したバイオシェア社のHIV自己検査キットですが、今後日本でも手に入れることが可能になると思います。

価格がどの程度の設定になるのか分かりませんが、恐らく個人輸入の形で入ってくると思います。

今やHIV自己検査キットを扱う業者は増える一方で、当分は増え続ける気がします。

しかし、バイオシェア社の自己検査キットがいかに優秀であっても郵送式の検査キットの精度には勝てません。

あなたがより高い信頼性を望むなら自己検査キットは止めて郵送式の検査キットをお勧めします。

自己検査キットの最大の売りは、その場ですぐに検査結果が分かることです。

しかし、その場ですぐに検査結果が分かることにそれほど大きなメリットはないと思います。

万一、HIVに感染していると陽性判定が出たとしても、その結果をあなたが3日後に知ろうと5日後に知ろうと何も変わりません。

HIV感染症は数日で悪化するような病気ではないからです。

また、HIV自己検査なら検査結果を誰にも知られないとしてメリットを強調しているサイトもあります。

でも私が使っているSTDチェッカーなら、自分の検査結果を知っているのは世界中で自分だけです。他の人に検査結果を知られる心配もありません。

こうして考えると、私はどう考えても自己検査キットを使う気になれません。検査の信頼性、安全性を最優先にしたいのです。

むろん、可能であれば保健所に行ってHIV検査を受けることがベストです。何しろ無料で匿名検査が可能です。陽性判定の場合のフォローも安心出来ます。

しかし、どうしても保健所や病院には行きたくない、行けないと思うあなたは郵送式のHIV検査キットをお使い下さい。

HIV自己検査キットはお勧めできません。

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