HIV抗体検査のウインドーピリオドは3ヶ月と言われています。

郵送式のHIV検査キットの場合も同じ3ヶ月です。

では3ヶ月を待たずにHIV抗体検査を受けた場合、検査結果にどの程度の信頼性があるのでしょうか?

◇HIV抗体検査のウインドーピリオド

HIV抗体検査とは文字通り、あなたがHIVに感染すると体内で生成されるHIV抗体を見つける検査です。

このHIV抗体の生成時期には個人差があって、早い人では感染後4週目、遅い人では8週目と言われています。

保健所などで行うHIV抗体検査ではウインドーピリオドが3ヶ月(12週)にしているところが多く、かなり生成時期に余裕をもって検査結果の信頼性を担保しようとしています。

一方で感染の可能性があった日から3ヶ月も待てない、もっと早くHIV検査を受けたいと願う人も大勢います。

そんな願いを叶えるべく、ウインドーピリオドを2ヶ月に設定したHIV検査が一部の保健所、病院では行われています。

この2ヶ月設定の検査で本当に従来の3ヶ月設定と同じ検査の信頼性が確保できるのでしょうか。

そこはあなたもぜび知りたいところではありませんか?

実はこのウインドーピリオドが2ヶ月設定のHIV検査は第四世代と呼ばれるHIV抗原抗体検査です。

HIV抗体よりももっと早く体内に現れるHIVの抗原を検出することでウインドーピリオドを短縮しています。

ただ、これも保健所や病院によって見解が分かれるところで、第四世代のHIV検査が全て2ヶ月設定かと言えばそうではありません。

やはり3ヶ月設定のままにしている検査機関もあります。

この件、私が実際にエイズ予防情報ネットに電話で確認した記事を姉妹サイトに掲載しています。

興味のあるあなたはぜひご覧ください。

「HIV検査の2ヶ月・3ヶ月問題、その真相は?」HIV感染症(エイズ)の検査・症状100問100答)

今回の本文においてはHIV抗体検査のみについて検査時期と信頼性の関係を記事にしています。すなわち、郵送式のHIV検査キットが対象だと思って下さい。

◇ウインドーピリオド中の検査精度は?

よくネットの相談サイトで見かけるのが、

「感染の可能性があった行為から3ヶ月を待たずにHIV抗体検査を受けた場合、その検査結果はどの程度の信頼性があるでしょうか?」

こんな相談です。

多くの場合、自分自身がHIV感染しているのではないかと不安にかられ、3ヶ月も待たずにHIV検査を受けたいがための相談です。

この相談はけっこう多くの相談サイトで目にするのですが、正確かつ具体的に回答されているのを見たことがありません。

ところが、あるHIV検査キット紹介サイトにこんな記事が載っていました。

・ 4週間目で検査であれば、精度・信頼度は30%

・ 6週間目で検査であれば、精度・信頼度は60%

・ 8週間目で検査であれば、精度・信頼度は80%

・ 10週間目で検査であれば、精度・信頼度は90%

・ 12週間目で検査であれば、精度・信頼度は100%

これはまた、えらく具体的な数値が入った説明です。このデータの根拠は残念ながら書かれていませんでした。

また、HIV抗体の出来る時期は絶対に個人差がありますから、あくまでも目安という意味合いだと思います。

仮に一般的には上のようなことが言えたとしても、あなたの場合がどうなのかは分からず、結局のところ信頼性の決め手にはなりません。

でも、それにしても先の説明にはちょっと違和感を感じます。

例えば、厚生労働省の関連サイトである、「HIV検査相談マップ」には、次のように書かれています。

『HIVに感染すると、通常、4週間後くらいから血液中でHIVに対する抗体が検出されるようになります。

(中略)抗体検査では1か月以上経過していれば、感染している場合には検査で陽性となる可能性が高いです。(後略)』

一応、厚生労働省の関連サイトなので記事の信ぴょう性は高いと思います。

そのサイトが、1ヶ月以上経過していれば検査結果はかなり信頼できると書いています。

前述のHIV検査キット紹介サイトでは4週目の信頼度はわずか30%としていますが、HIV検査相談マップの記述からすると50%以上の信頼度があるのではないでしょうか。

50%以下で「可能性が高い」とは表現しないと思います。

もっとも、HIV検査相談マップでも、最後には3ヶ月過ぎて再検査をしてくださいと書かれています。

しょせん30%、50%の違いを論じることに大した意味はありません。

もうひとつ、ウインドーピリオド中の検査精度について書かれたサイトをご紹介しましょう。

こちらは厚生労働省から委託を受けてNPO法人aktaが運営しているサイトで、「HIVマップ」と言います。

このサイトには次のように書かれています。

『感染して4~6週間でほとんどの人に抗体ができ、2ヶ月でほぼ全員が抗体検査でわかるようになります。』

このサイトも、最後には3ヶ月過ぎてからの検査が望ましいと書いています。

でも、実際には1ヶ月後からかなり信頼度は高く、2ヶ月後にはほぼ信用しても大丈夫状態だと書いています。

「ほぼ信用」という程度では安心出来ないあなたは、やはり3ヶ月を待って心から安心して下さい。

◇では、HIV検査キットはいつ使う?

当サイトでは、『HIV検査はいつ受ける?』という記事を載せています。

この中で、仮にあなたがウインドーピリオド中であっても、HIV検査を受けることに意味はある、と書きました。

それは100%の信頼性でなくても、HIV感染疑惑を強く感じているあなたの不安を軽くする効果があるからです。

感染機会から1ヶ月くらい後にHIV検査キットを使って陰性なら、かなり安心できます。

不安で眠れないとか、食事ものどを通らないという深刻な状態であれば1ヶ月後くらいに検査する意味は大ありです。

ただし、3ヶ月後に必ず再検査するのが条件です。

1ヶ月後の検査で陰性判定が出て、それで安心しきって3ヶ月が過ぎても検査を受けないというのでは困ります。

どんなに小さい可能性であっても、やはり完璧につぶしておくべきです。

そうしないと、のどが炎症を起こしたり、頭痛や微熱が出るたびに、

「もしかしてHIVでは・・・」

なんて不安になります。

HIV感染不安

では、今回の記事のまとめです。

あなたがHIV感染の不安を強く感じ、3ヶ月のウインドーピリオドを待てない場合は、1ヶ月以上過ぎた時期に取りあえずHIV検査を受けてみましょう。

100%ではありませんが、ここで陰性判定ならあなたはHIVに感染していない可能性が高いと言えます。

そして必ず3ヶ月以上過ぎた時期に再検査を受けましょう。これで100%安心できます。

なお、1ヶ月以内のHIV検査はやめておきましょう。検査精度が低すぎて意味がありません。

私が何度かいつも利用しているSTD研究所の公式サイトには、下の図のような1ヶ月目、2ヶ月目、3ヶ月目の検査結果の信頼性を説明したページがあります。ぜひこちらも一度読んでみて下さい。

検査を受ける時期3

■HIV検査を受ける時期と信頼性(このページに載っています)

ただし、HIV抗体検査ではなく、NAT検査(核酸増幅検査)であればウインドーピリオドが2週間程度なので短期に正確な検査が可能です。⇒『HIV検査はいつ受ける?』

今回はHIV抗体検査における検査時期と検査の信頼性についてまとめてみました。

あなたがHIV検査キットを使うときの参考になれば幸いです。

管理人追記:2017年5月6日

この記事を作成した時点では、STD研究所のHIV検査キットはHIV抗体検査でした。いわゆる第三世代のHIV検査です。

それが、現在ではHIV抗原抗体検査に改善されています。従来のHIV抗体に加えて、HIV抗原も検査出来るようになりました。

第四世代と呼ばれるHIV検査です。

それでもSTD研究所は感染の可能性があった日から3ヶ月経ってから検査して下さいと説明しています。

この点では従来と変わりません。

しかし、検査方法が第三世代から第四世代に進化しているので、当然ウインドーピリオドに対する信頼性は高くなっています。

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