HIV感染の不安があって、HIV検査を考えてはいるけど・・・

どうもHIV検査のことがよく分からずに悩んでいるあなた。どうぞこの記事を参考にしてください。

◇6つのステップを考える

私が以前使ったHIV検査キットはSTD研究所のキットでした。

そのSTD研究所のホームページに、「HIV検査を悩んでいるあなたにぜひ知って欲しいこと」という記事が掲載されています。

なかなかよくまとまった記事だなぁと、かつて私自身が悩んでいた時を思い出して読みました。

こちらです。

『HIV検査を悩んでいるあなたにぜひ知って欲しいこと』

さて、私がこの記事を読んで、私なりに調べたことや思うことを付け足して、改めて今現在HIV検査を悩んでいるあなたに向かって情報発信をしたいと思います。

ぜひ、この記事を読んで、あなたにもHIV検査を受けて欲しいと思います。

それでは今から、次の6つのステップに沿って記事を展開していきます。

かなり長い記事になりますので、目次をつけます。目次をクリックすればその項目にジャンプできます。

1.HIV検査って、どのような検査なのか?

2.HIV検査はいつ受ければいいのか?タイミングは?

3.自覚症状からHIV感染が分からないか?

4.HIVに感染しても死ぬ病気ではなくなったというのは本当か?

5.HIV検査を受けて、もしも感染していると分かったらどうすればいい?

6.今すぐ検査を受けた方がいいのか?

以上の6つのステップです。では、1番目から順番に見て行きましょう。

◇1.HIV検査って、どのような検査なのか?

HIV検査にも色々な種類があります。ここでは最も一般的なHIV抗体検査についてご紹介します。

あなたが保健所や病院、検査キットなどでHIV検査を受けたとき、普通はみなこのHIV抗体検査のはずです。

当サイトでご紹介しているHIV検査キットもこのHIV抗体検査です。

HIV抗体検査とは、あなたの血液を微量採取して、その血液中にHIV抗体が存在するかどうかを調べる検査です。

直接HIVというウイルスの存在を調べる検査ではありませんが、HIVに感染することで生成されるHIV抗体を調べることで精度よくHIV感染を検査出来ます。

HIV抗体検査の手順は以下の図の通りです。

HIV検査の手順
図1.HIV抗体検査の手順

①問診

あなたがHIVに感染したかも知れない危険行為から、3ヶ月(2ヶ月)経過しているかどうか確認されます。詳しくは検査のタイミングのところで説明します。

②スクリーニング検査

HIV抗体検査はスクリーニング検査と確認検査の2つの検査の組合せで行います。

まず、スクリーニング検査を受けますが、これはあなたがHIVに感染している可能性があるかどうか、振るい分ける検査です。

非常に感度の高い検査で、あなたに少しでもHIVに感染している可能性があると陽性(感染)判定します。

その為、本当はあなたがHIVに感染していないのに陽性判定を受けることがあります。これを偽陽性と言います。

あなたが本当にHIVに感染しているかどうか、それは次の確認検査を受けることではっきりします。

ここではまだ陽性判定は確定しません。

スクリーニング検査には即日検査と通常検査の2種類があります。

●即日検査:検査結果が1時間以内に分かります。

●通常検査:検査結果が1週間から2週間後に分かります。

③非感染

スクリーニング検査はこのように非常に感度が高い検査なので、ここで陰性判定を受ければ、あなたはHIVに感染していないことが確定します。

要するにスクリーニング検査とは、HIVに感染していない人を確定させることが目的の検査であり、そのために感度が非常に高く設定され、少しでも怪しい人はみな陽性判定とします。

その感度の高い検査で陰性となることでHIVに感染していないことが確定できるのです。

④確認検査

スクリーニング検査で陽性判定を受けた人は次に確認検査を受けます。

先ほどから何度も書いているようにスクリーニング検査は感度が高いため偽陽性が出る可能性があります。

確認検査では本当にHIVに感染しているのか、偽陽性なのかを判別します。

確認検査の検査結果は1週間から2週間後に分かります。

⑤非感染

確認検査で陰性判定を受ければHIVには感染していないことが確定します。

スクリーニング検査での陽性判定が偽陽性であったことが分かります。

⑥感染

しかし、あなたが確認検査でも陽性判定を受けると、この段階であなたのHIV感染が確定します。

専門家による支援を受け、治療をどう進めるか話し合うことになります。

どうしてこのように面倒な二段階に分けて検査しているかと言えば、絶対にHIVに感染している人を見逃さないためです。

スクリーニング検査の感度を高く設定することでまずはHIVに絶対感染していない人と、感染しているかも知れない可能性がある人に振るい分けします。

次にHIVに感染している可能性がある人に対して確認検査を行い、HIVに感染しているのか、偽陽性なのかを判別します。

実際にはHIVに感染していない人がほとんどなので、このような二段階の検査方法が最も確実でかつ効率よく検査が出来るのです。

◇2.HIV検査はいつ受ければいいのか?タイミングは?

もしもあなたがHIV感染を不安に思い、HIV検査を受けようと思っても、検査を受けることが出来るタイミングが決まっています。

いつでもすぐにHIV検査を受けるという訳にはいかないのです。その理由は次の通りです。

保健所や病院でのHIV検査はHIV抗体検査が一般的であり、あなたの血液中にHIV抗体が存在するかどうかを調べます。

ところが、このHIV抗体は仮にあなたがHIVに感染してもすぐには生成されません。

このHIVに感染してからHIV抗体が出来るまでの期間をウインドーピリオドと言い、この間は正確な検査が出来ません。

通常はHIVに感染してから4週間後くらいからHIV抗体が生成さていきます。

しかし、その時期は個人差が大きいので、保健所や病院では余裕をもって8週間から12週間後にHIV検査を受けるように案内しています。

もしもウインドーピリオド期間中にHIV検査を受けて陰性判定を受けても、本当にHIVに感染していないのか、それとも感染しているけどまだHIV抗体が生成されていないだけなのか、その区別が出来ません。

従って正確なHIV検査を受けるためにはウインドピリオドを過ぎてからHIV検査を受ける必要があります。

あなたがHIV検査を受けようとする保健所や病院で、ウインドーピリオドを問い合わせすれば教えてくれます。

少し前まではどこの保健所、病院でもHIV抗体検査のウインドーピリオドは危険行為から3ヶ月後(12週)でした。

しかし、最近はHIV検査の精度が高まって2ヶ月後(8週)とする保健所や病院が増えてきました。

それゆえ、あなたがHIV検査を受けるのに、危険行為から3ヶ月過ぎていればどこの検査施設でも問題ありません。

しかし、2ヶ月しか経っていなければ保健所や病院によっては正確な検査が出来ないと言われる可能性があります。

また、HIV抗体検査以外にもHIV抗原検査やNAT検査などがあり、それぞれウインドーピリオドが違います。

詳しく知りたいあなたはこちらからどうぞ。

⇒『HIV検査はいつ受ける?』

◇3.自覚症状からHIV感染が分からないか?

HIV感染の不安を持つ人なら誰しもこれを考えます。

「自覚症状からHIV感染が分からないか?」

結論から先に書きます。絶対に分かりません。

どんな名医、エイズの権威であっても患者の症状からHIV感染かどうかは分かりません。

なぜなら、HIVに感染すると免疫力が低下し、様々な日和見感染症を発症しますが特有の症状はないからです。

この症状が出たらHIVに感染している、という特有の症状なんてないのです。

一般に、HIVに感染してから2週目から6週目あたりに風邪やインフルエンザに似た症状が出ることがあります。

発熱、頭痛、下痢、、リンパ節の腫れ、咽頭炎などです。あるいは発疹が出ることもあります。

しかし、これらの症状はまさに本当の風邪でも体調不良でも発症します。症状だけでHIVに感染しているかどうかは分かりません。

また、一般の健康診断でも分かりません。健康診断の血液検査にHIV検査は含まれていないからです。

◇4.HIVに感染しても必ず死ぬ病気ではなくなったというのは本当か?

これは本当です。

かつてHIV感染症は致死的疾患でした、HIVに感染することは数年先の死を意味していました。

HIVに感染すると5年から10年くらいの潜伏期間を経てエイズを発症し、その後ほぼ2年以内に死に至る恐ろしい病気だったのです。

なぜHIVに感染すると致死的であったのか?それはHIVが人間の体を守る肝心要の免疫細胞に感染し、これを破壊しながら増殖するからです。人間の免疫力を奪う病気なのです。

あなたも私も目に見えない無数の外敵に囲まれています。いろんな細菌、ウイルス、真菌など、体外、体内に無数の敵がうようよしています。

それでもめったに病気にならずに済むのは私たちの体内に免疫機能があるからです。

その免疫機能をつかさどる免疫細胞を破壊されては外敵を駆除することが出来ません。

健康な人なら全く問題にならないような弱い外敵にも負けて病気になり、しかも治りません。それでHIVに感染すると死に至ったのです。

エイズ治療のための薬も色々と開発されてきましたが、HIVというウイルスは容易に変異を繰り返すため、すぐに薬が効かなくなります。

長らく有効な治療法もないまま、HIV感染症は死の病気、というイメージが定着しました。

しかし、1997年ごろから抗HIV治療は劇的に改善されます。

ARTと呼ばれる治療方が開発され、体内のHIV増殖を抑えることが可能となり、エイズ発症を防ぐことが出来るようになったのです。

下のグラフをご覧ください。

エイズ病変データ
グラフ1.エイズ病変死亡数の推移

このデータはエイズ患者の病変データであり、報告は義務ではなく任意です。従ってエイズ関連疾患で亡くなった方全ての合計ではありません。

しかし、1997年ART導入を境に死亡者が激減している傾向は読み取れます。

このようにHIV感染症は致死的疾患ではなくなりました。早期に見つかればエイズ発症を抑え普通に暮らすことも可能になりました。

しかし、残念ながら未だに完治にまでは至らず、体内のHIVを完全駆除することは出来ません。

◇5.HIV検査を受けて、もしも感染していると分かったらどうすればいい?

不運にもあなたがHIVに感染していることが確定してしまったら・・・。きっと頭の中真っ白、気が動転して何も考えられなくなってしまうことでしょう。

まず、自分の体がどうなっていくのか?

エイズになって死ぬのではないか?これが心配になることでしょう。

先ほども説明したようにHIVに感染しても治療を受ければエイズ発症を抑えて死ぬことはなくなりました。

では、いったいどんな治療を受けるのか?

その費用はどのくらいかかるのか?

仕事や学校はどうなるのか?

また、家族、友人、職場へHIV感染を伝えるべきか、言わずにおくべきか?

次から次へとあなたの悩み、不安、心配事が出てくることでしょう。

HIVに感染していることが判明しても、1ヶ月や2ヶ月で急に病気が進行することはありません。

あなたを支援してくれる専門家や団体がいくつもあります。そうした支援を受けて最善の方法を見つけることが出来るはずです。

現在、全国にエイズ治療拠点病院と呼ばれる医療機関が378ヶ所ほどあります。あなたの住んでいる都道府県にも必ずあります。まずはそこで治療を開始することになると思います。

治療費も色んな支援を受けることが可能です。免疫障害者として身体障害者手帳を受けることも出来ます。

一概には言えないのですが、健康保険と身体障害者手帳を使った場合でひと月2万円以下、といったケースが多いようです。

詳細はこちらから

『エイズ治療にはいくらかかる?』(姉妹サイト「HIV検査100問100答」)

では、仕事はどうでしょうか。

例えばあなたがサラリーマンをしていた場合、事業主はあなたがHIVに感染していることを理由に会社を解雇することは許されていません。

しかし、現実にはHIV感染者に対する偏見や差別のために、どうしても職場に居辛くなって自分から退職する人も多くいます。

こうしたケースについてはやはり専門家に相談するのがベストだと思います。

また、家族や職場にHIV感染を話すべきか、話さずにおくべきか、これも悩むところでしょう。

医療機関があなたに無断で家族や職場にHIV感染を伝えることはありません。

あなた以外のいかなる人にも、あなたに無断で伝えることは出来ない守秘義務を負っています。

この問題もやはり専門家に相談しながら最善の道を探すのがいいと思います。

HIV感染症が致死的疾患でなくなったことは、すなわちHIVに感染して治療を受けながら生活する人が増えていることを意味しています。

社会全体がHIV感染者をどう支援し、どう受け入れていくのか、増々重要な課題となるのではないでしょうか。

なお、HIV感染者の相談窓口は多数あります。その一部をご紹介しておきます。

『どこに相談すればいい?』(姉妹サイト「HIV検査100問100答」)

◇6.今すぐ検査を受けた方がいいのか?

もしもあなたにHIV感染の不安があるなら、今すぐHIV検査を受けて下さい。

HIV検査を怖がって先延ばしにすることは、あなたに何のメリットもありません。

ただいきなりエイズ発症のリスクが増すばかりです。

先ほども説明した通り、HIV感染は検査を受けることでしか分かりません。

そして早期にHIV感染が分かれば治療によってエイズ発症を防ぐことも可能です。

言わば早期のHIV検査はあなたにとって救命的検査になるかも知れないのです。

実際、エイズ発症前に治療を開始するのと、エイズ発症後に治療を開始するのでは、その後の生存率に大きな差が出ることが分かっています。

ですからHIV検査は早い方が断然いいのです。

しかしながら、先ほどHIV検査を受けるにはタイミングがあると説明しました。

ウインドーピリオドを過ぎてからでないと正確なHIV検査が出来ない可能性があるとお話しました。

いかにHIV検査が早い方がいいと言っても、正確な検査でなければ意味がありません。この点は十分考慮して下さい。

ただ、ウインドーピリオド期間中に100%の検査精度ではないことを承知の上でHIV検査を受けるなら、それはそれで意味があります。

例えば、あなたがウインドーピリオドが3ヶ月設定のHIV検査を危険行為から2ヶ月目に受けたとします。

そこで陰性判定が出れば、あなたは100%HIVに感染していないとは言えないまでも、ある程度は感染していない可能性が高いと判断出来ます。

あなたの不安も少しは減ることでしょう。ただし、必ずウインドーピリオドが明けてから再検査が絶対条件です。

以上、HIV感染の不安を抱えたまま、HIV検査をどうしようか迷っているあなたへ送る記事を書いてきました。

結論としては、あなたにHIV感染の不安があるなら、どうぞ1日も早くHIV検査を受けて下さい、という事です。

あなたにとって早期のHIV検査は救命的検査となります。

近年、日本でもアメリカでもHIVに感染してからエイズを発症するまでの潜伏期間が短くなっていると報告されています。

かつては5年、8年から10年くらいだった潜伏期間が、わずか3年や4年で発症する例が増えているのです。

あなたが怖れるべき事態はHIV検査で陽性判定が出ることではありません。

あなたがHIV検査を受けないままエイズを発症してしまうことです。

■関連記事:この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます。

『知らないと危ない!あなたが最も怖れるべきものは?』

『初めてこのサイトにこられた方へ』

アイコンボタン「いきなりエイズ」を防ぐ方法はただひとつ。HIV検査です。
フッターバナー6

「いきなりエイズ」の前にHIV検査
タイプJ ・HIV検査専用です。(男女共通)
・私はたったの10分で終わりました。

¥4,600+消費税
矢印STDチェッカー タイプJ
重複感染は単独よりも危険です!
 

タイプO

・HIV
・梅毒
・B型肝
(男女共通
・HIVと最も重複感染の多い性感染症。

¥7,750+消費税
矢印STDチェッカー タイプO
気になる5項目をまとめて検査!
 

タイプE

・HIV
・梅毒
・B型肝炎
・クラミジア
・淋菌
・一番怖い病気と一番感染者が多い病気。

¥9,200+消費税
矢印タイプE 男性はこちらから

矢印タイプE 女性はこちらから