少し前、このサイトの読者から当サイトあてにメールを頂きました。

匿名の女性の方で、文面からすると40代より上の方のようでした。

かなり長い文面ですが、要約すると次の2点を当サイトに言いたかったようです。

1.HIV感染を必要以上に怖いと煽ってHIV検査キットを売りつけるのはいかがなものか?

2.HIV検査キットを使ってもしも陽性が出たら、本人はパニックになってしまう。そのリスクを分かっているのか?

この2つです。

さて、あなたはこの女性の指摘をどう思いますか?

◇現実を知らない指摘

大変申し訳ないですが、この女性のメールを読んで真っ先に私が思ったのは、

「現実をご存じないな」

ということです。

そして、当サイトを誤解しているな、ということです。

そもそも、当サイトの基本スタンスは、HIV感染の不安があるならまずは保健所へどうぞ、とお勧めしています。

保健所では無料、匿名で検査してくれるからです。わざわざ高いお金を出して検査キットを買う必要はありません。

しかも保健所ではHIV検査をするだけでなく様々な不安、疑問の相談にも乗ってくれます。むろん、万一HIV陽性と判明したときもフォローしてくれます。

しかし・・・

現実には、年間に8万5千個ものHIV検査キットが使われています。

この現実をどうとらえるかです。

もしも現在、HIV検査キットなるものが世の中に存在しなかったとしたら・・・

この8万5千個の検査キットを使った人達は全員保健所か病院へ行ってHIV検査を受けたでしょうか?

到底そんなことは現実的ではありません。それなら最初から保健所に行っています。

HIV検査キットをわざわざお金を出して購入する人はそれなりの理由があるはずです。無料の保健所には行けない理由があるからこそ検査キットを買うのです。

仕事が忙しい、保健所が近くにない、人目が気になる、世間体を考えてしまう、パートナーが保健所に行ってくれない、このように事情は色々とあるでしょう。

とにかくHIV感染の不安を抱えたまま放置している人が多くいます。

そうした人達にとって最善の策が保健所、病院であっても実現しないのなら次善の策であるHIV検査キットをお勧めするのは間違っていないと確信しています。

最悪なのはHIV感染を知らないまま「いきなりエイズ」を発症してしまうことです。

本人にとっても最悪ですし、二次感染でうつされた人にとっては更に最悪の結果となります。

現状の日本では絶対数は多いと言えないまでもHIV感染者は依然として増加し続けています。

そして新規にHIVに感染したと報告された人の30%以上がすでにエイズを発症しているのです。

こうした現実を知った上で当サイトへメールを送って頂いたのか?

大いに疑問です。

いきなりエイズの割合

◇もしもHIV陽性判定だったら・・・

当サイトにメールを送って頂いた女性の2番目のご指摘は、実はこの女性だけに限らずHIV検査キットが危険だと指摘する人に多く聞かれる指摘でもあります。

「もしもHIV検査キットで陽性判定が出たら、本人はパニック状態になって危険だ」

というご指摘ですね。

それは確かにごもっともな指摘です。

だから当サイトでも最善の策は保健所でHIV検査を受けることだと申し上げています。

しかし、それでもなお、保健所に行くことが出来ずにHIV検査キットに頼る人が現実にいます。私は何度も言いますが最善策がダメなら次善策を取るべきだと思います。

もしもHIV陽性になった場合にパニックになるからと、HIV検査キットを否定するなら、そのまま放置して「いきなりエイズ」を発症するリスクをどう考えるのか、その回答も同時に用意する必要があると思います。

政府、自治体の啓蒙活動にも関わらず保健所でHIV検査を受ける人は2008年(平成20年)をピークに下げ止まったままです。

保健所でHIV検査を受けましょうと呼びかけても検査を受ける人は減ったままなのです。

「自分のHIV感染を知らないままエイズを発症することが最も危険だ」

と申し上げたい。

仮にパニックになったとしても、自分がHIVに感染しているかも知れないと知ることは絶対に必要なことです。

◇一番大事な役割とは

実際問題として、HIV検査キットはスクリーニング検査であって、確定検査ではありません。

仮に陽性判定が出ても、まだHIV感染が確定したわけではありません。本当はHIVに感染していないのに陽性判定が出る「偽陽性」である可能性もあります。

これはHIV検査キットに限らず保健所や病院のHIV抗体検査でも同様です。

従って、HIV検査キットで陽性判定が出ても慌てることなく保健所や病院で確定検査を受けることが大事です。

当サイトでも「偽陽性」については記事にしていますし、検査キット販売メーカーでも情報を出しています。

こうしたHIV検査に関する正しい情報を発信することが当サイトの一番大事な役割だと思っています。

検査キットの情報を正しく知った上で、保健所に行くのか、検査キットを使うのか、それを決めるのはあなたご自身です。

また、海外からの輸入品の検査キットも市場に多く出回っています。

それらの輸入品の中には安全性や信頼性に問題がある商品も含まれています。

いわゆる「自己検査キット」は使わないように厚生労働省の関連サイトでは警鐘を鳴らしています。

従ってHIV検査キットの選び方、使い方に関する情報をサイトの訪問者であるあなたにお伝えすることが当サイトの役割だと思っています。

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