今回は郵送検査の匿名性について取り上げてみたいと思います。

当サイトでは以前、「HIV検査の結果を秘密に出来る?」という記事を載せました。

この記事で郵送検査の匿名性について説明したのですが、今回はその続編というか、補足版です。

 

◇郵送検査の匿名性とは?

当サイトで何度も使用注意を呼び掛けた「HIV自己検査キット」。

この「HIV自己検査キット」の販売サイトを見ると、必ずと言っていいほどこんな宣伝文句が出てきます。

『自分で検査結果を判定するので、他の人に検査結果を知られることはありません。』

この一文がよく出てきます。

まぁ、確かに自分で検査判定するのですから、教えない限り誰も検査結果を知ることは出来ないでしょう。

匿名性は確保されていると言えます。

ただし、何度も記事にしてきましたが、いくら匿名性が確保されていても検査の信頼性と安全性が確保されていなければ何の役にも立ちません。

この点は再度強調しておきたいと思います。

さて話が少し横道にそれてしまいましたが、実は郵送式の検査キットにおいても匿名性は確保されています。

郵送式の検査キットの場合、その名の通り検体を郵送します。

この時点ですでに匿名性は無理だろうと思われる方もいるでしょう。

どんな方法にしろ、検体を送り返して検査してもらう以上、何らかの個人情報を提供しないと検査は無理だと思いがちです。

しかし、そこは実にうまく出来たシステムがあって、郵送式の検査キットでも匿名検査が可能なのです。

 

◇STDチェッカーの例

では、どうやって郵送検査で匿名性を確保しているのか、私がいつも使用しているSTDチェッカーを例にご紹介したいと思います。

ちょっと大げさかも知れませんが、

「あなたのHIV検査の結果を知っているのは、世界中であなただけです。」

いったいどんなシステムでこの匿名性を可能にしているのか?

それを順を追って説明していきます。

1.検体を送り返す

まず、検体をSTD研究所に送り返すとき、検査申し込み書を作成します。

ここでまずあなたの個人情報を記入する必要が・・・

ありそうに思えるでしょう?

でも、あなたの個人情報は不要なのです。

次の図1をご覧下さい。

検査結果1
図1.検査申し込み書

検査申込書にはあなたの氏名や住所、連絡先などを記入する必要はありません。

その代り、あなたが自分で決めたIDとパスワードを記入します。

このIDとパスワードがあなたの名前の代わりに識別材料となります。

つまり、あながSTD研究所に送った検体(血液)は、あなたの名前ではなくあなたが決めたIDとパスワードで管理、検査されることになります。

2.検体を検査する

STD研究所に到着したあなたの検体は登録衛生研究所で検査されるのですが、そこでの識別管理はIDとパスワードによります。

検査結果2
図2.検体を検査する

STD研究所では、IDとパスワードを使って検体の識別管理を行いますが、その検体がいったいどこの誰のものなのか、それは分かりません。

何しろあなたの個人情報は検査申込書に記入していないのですから、分かりようがありません。

検査結果は、ID、パスワードと結び付けられるだけです。

3.検査結果を確認する

さて、ではどうやってあなたは自分の検査結果を確認することが出来るのか?

それは、あなただけがログイン出来るサイトで確認することになります。

検査結果3
図3.検査結果確認

パソコンやスマホからIDとパスワードを使ってログインします。

そこであなたの検査結果を確認することが出来ます。

IDとパスワードを知っているのはあなただけなので、ログイン出来るのもあなただけであり、他の人に検査結果を知られることはありません。

サイトを用意するSTD研究所ではIDと検査結果を結び付けて知ることは出来ますが、そのIDがどこの誰のものかは分かりません。

つまり、あなたの検査結果を知ることは出来ません。

4.あなたの検査結果を知っているのは世界中であなただけ!

そして結論です。図4の通りです。

匿名検査5
図4.匿名検査

要は個人情報の代わりにIDとパスワードで識別管理を行うシステムが匿名検査を可能にしている訳です。

私が調べたところ、日本で一番初めに性感染症の郵送検査をパッケージ化し、匿名検査を始めたのがSTD研究所だそうです。

 

◇まとめ

さて、今回は郵送式のHIV検査における匿名性を記事にしてみました。

自分で検査結果の判定を行うHIV自己検査キットだけでなく、郵送式のHIV検査キットにおいても匿名検査が可能な理由、お分かり頂けたでしょうか。

今回は私がいつも利用しているSTD研究所を例に説明しました。

国内の他のHIV検査キット販売会社もほぼ似たようなシステムで匿名検査を行っています。

しかし、中には匿名検査が出来ない販売会社もあります。

例えば健康バスケットのHIV検査キットでは、検査結果は郵送かメール配信となります。

郵送はむろん個人情報が必要だし、メールもまたアドレスを知らせる必要があるため完全な匿名検査とは言えません。

また、kensa.bizのHIV検査キットでは、ネットから検査結果を確認できるのですがログインにはメールアドレスとパスワードが必要で、しかもそれは会員登録した時のものを使用します。

これでは全く匿名検査とは言えません。

このように、似たようなHIV検査キットでも匿名検査の出来る会社と出来ない会社があります。

特に気にしない人にはどうでもいいことでしょうが、気になるあなたは事前に要チェックです。

以上、郵送式のHIV検査キットにおける匿名検査についてシステムの説明をしました。

あなたのHIV検査キット選びの参考にして下さい。

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