2015年のエイズ動向速報値がエイズ動向委員会から発表になりました。

今回はそのデータの中から気になる「いきなりエイズ」について記事にしてみます。

なお、2015年エイズ動向の詳細については姉妹サイトに詳しい記事を掲載しています。よかったらそちらもどうぞ。

■2015年エイズ動向速報値

◇2015年エイズ動向速報値にみる「いきなりエイズ」

エイズ動向委員会は年に5回、国内のエイズ動向を発表しています。2月、5月、8月、11月の4回は四半期ベースの動向速報値です。

2月は前年の第4四半期、つまり10月~12月の動向データになります。従って、今年の2月に前年の第4四半期のデータが出て、それで1年分が揃う訳です。

その結果、今年の2月に前年通期の速報値が分かります。そして今年の8月にはその前年のエイズ動向の正式版が発表になります。たぶん報告漏れや集計漏れがあるのでしょうね。いつも正式版の方が多少報告件数が増えています。

そんな訳で2月29日に2015年の第4四半期(10月~12月)の集計が出てきて、これで2015年については第1四半期から第4四半期までが揃って通期の速報値となりました。

冒頭でもご紹介しましたが、姉妹サイトに詳細な記事があります。

■2015年エイズ動向速報値

内容をざっくり言うと、2015年は新規HIV感染者が990人で前年より101人減りました。また新規エイズ患者は423人でこちらも前年より32人減っています。

ちょっとグラフだけここにも載せておきましょうか。詳しくは姉妹サイトをご覧下さい。

HIV・エイズ推移
図1.新規HIV感染者・新規エイズ患者の推移

速報値ではありますが、2015年はHIV感染者の報告件数が減ったのです。

しかし、2015年もまた「いきなりエイズ」の割合が30%近くありました。これが問題です。2015年にHIVに感染しているとして報告された人は全部で1,413人でした。この中には新規エイズ患者も含みます。

そしてこの1,413人の中ですでにエイズを発症していた人は423人いました。これは29.9%に当たります。つまり、HIVに感染してると分かった人の10人に3人はすでにエイズを発症していたのです。

早期のHIV検査で感染が分かればエイズ発症を防げた可能性が高いのでとても残念な数字だと思います。

 

◇50歳以上は要注意!

さて、2015年のエイズ動向速報値から、年代別の「いきなりエイズ」の割合を調べてグラフにしてみました。図2を見て下さい。

2015年速報値いきなりエイズ
図2.年代別「いきなりエイズ」の割合

グラフをご覧ん頂いてお分かりのように、HIV感染者は20代から40代に集中しています。エイズ患者は30代、40代に多くいます。

しかし、HIV感染者として報告された人に占めるエイズ患者の割合、すなわち「いきなりエイズ」の割合で見ると圧倒的に50代以上に多くなっています。グラフの黄色い数字です。50代以上は軒並み50%以上です。

つまり、2015年の速報値として、50代以上はHIV感染者として報告された人の2人に1人はすでにエイズを発症していたのです。全体平均が約30%ですから20%も高いことになります。

この要因の1つは、高齢者の方がHIV検査を受ける割合が少ないのではないでしょうか。いくらHIV感染からエイズ発症までの潜伏期間が長いとは言え、潜伏期間のせいだけではないように思います。

以前からも度々記事にしてきましたが、HIV感染、エイズ発症に年齢は関係ありません。50代以上であろうと70歳以上の高齢者であろうとHIVは感染し、治療しなければエイズを発症します。

もしもあなたが50代以上の年齢であれば、どうかHIV感染予防にご注意下さい。そして少しでもHIV感染不安があれば保健所などを利用してHIV検査を受けて下さい。

どうしてもある年齢以上になると人の目が気になって保健所や病院でHIV検査と言うと抵抗があるかも知れません。しかし、HIV感染不安の放置は危険です。

そんなあなたには自宅で使えるHIV検査キットもあります。早期のHIV検査は救命的検査であることを忘れないで下さい。

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